執筆するなら必ず読むべき本「「超」文章法」の紹介

超文章法 レビュー 野口悠紀雄
超文章法 レビュー 野口悠紀雄

著書第三作目の出版に向けて絶賛、執筆活動中です!

今回は【「超」文章法:野口悠紀雄氏著】から私が学んだ、文章を書くための必殺技について紹介したいと思います。

目次

わかりやすい文章を書くために最も大切なことは?

わかりやすい文章を書くためには、「一文一意主義になっているか?」「主語と述語がねじれていないか?」「起承転結で書けているか?」「形容詞は適切か?」といった【文章の書き方】【文章のスタイル】に注意しなければなりません。

文章のスタイルがおかしければ、意味不明の日本語になってしまいますからね。

しかし【文章の書き方】【文章のスタイル】よりもっと重要なことがあると【超文章法】には書かれています。

それは文章が伝えようとしている「メッセージ」です。

伝えたいこと=メッセージが最も重要

文章とは、著者が伝えたいメッセージを、読者に伝えるための手段にすぎません。

どんなに手段が優れていても、本の内容=メッセージがつまらなければ、ホープレスなわけですね。

自分が伝えたいメッセージこそ重要であり、それを表現する手段を磨くことは、適切なメッセージを見つけた後にすることなのです。

本を執筆する場合、自分が伝えたいメッセージが読者にとって「有益なもの」であるかどうか常に自問自答しなければなりません。

本全体で伝えたいメッセージも重要ですが、その本を構成する各文章でも、明確なメッセージを伝えるように心がける必要があります。

そうすれば、無駄のない、研ぎ澄まされた本を書き上げることができるでしょう。

さて、今私が執筆している本のメッセージは、なにがなんでも読者に伝えるべきものでしょうか?

本を書いてまで多くの人々に伝える価値があるものでしょうか?

その答えはもちろん「イエス!」ですよ!

文章は「長さ」が重要

多くの人に伝えるべきメッセージを見つけたとしましょう。

次にするべきことは、そのメッセージを「いかに分かりやすく、いかに面白く」伝えるかです。

そのために重要なのが「文章の長さ」です。

私は野口悠紀雄氏の「超文章法」を読むまで、文章の長さに留意したことはありませんでした。

しかし考えてみれば、一冊の本を執筆する場合、与えられた総ページ数という長さがあります。

それをいくつかの章に分け、その章をいくつかの小見出しに分けて執筆しなければなりません。

決められた文字数で文章を書くためには、思考を整理し、自分が伝えたいメッセージにピントを合わせて、無駄を省かなければなりません。

その結果、文章が研ぎ澄まされるわけですね。

ツイッターは「140字」という文字数です。

この140字の中で適切なメッセージを伝えることができる人は、多くのフォロワーを獲得できるのだと思います。(ツイッターにも力を入れないとね…)

文章の長さを完全理解

文章には次のような長さがあるといわれています。

一文…約150字…改行せずに続く文。一文一意主義を徹底すべし。

短文…約1500字…一文を集めて、首尾一貫した直線的な理論を展開。

長文…約15000字…短文を集めて、問題点を指摘し、その答えも書ける。「章」に相当。

書籍…約150000字

文章の長さによって書く内容が規定され、自分の頭の中にあるメッセージが整理されやすくなります。

私が書きたい本とは?

超文章法 書評

私は現在、著書第三作目の執筆をしています。

私が出版する本の目的は「読者を説得し、自分の主張を広めること」です。

そのためには、内容が有益であり、読者が興味をもって読めるものでなければなりません。

さらに簡単に理解できるものでなければなりません。

このように「役に立ち、面白く、わかりやすい」本を出版したいと思っています。

野口悠紀雄氏の著書『「超」文章法」』は、文章をかくためのマニュアルとして非常に役に立つ本です。

文章の書き方、文章のスタイル以前の、文章が伝えようとするメッセージの重要性にまで踏み込んで解説されています。

この本を参考にして、執筆活動をさらにブーストアップさせていきますよ!

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