あなたの今の目標はなんですか?

目標と目的の違い

身体、鍛え抜いていますか?

私は第8回倉敷国際トライアスロン大会(9月9日開催)完走に向けて日夜、鍛え抜いています。

倉敷国際トライアスロン大会は、スイム1.5㎞、バイク40㎞、ラン10kmのオリンピックディスタンス。

完走するためには、それなりにハードな練習を数ヶ月間は続けなければなりません。

実を云うと私はランニングが大の苦手です。長距離走が特に苦手で、現時点でも4㎞続けて走るのがやっとです。

しかし「トライアスロンを完走する」という明確な目標があるので苦手なランニングの練習も頑張れます。

明確な目標があると、ハードなトレーニングにも積極的に、計画的に取り組めるようになります。

今回は、目標を設定することの大切さ、目標と目的の違いについて考察してみました。

目次

目標と目的の違いを理解していますか?

具体的な目標を設定するまえに、まずは目標目的の違いを完全理解しておきましょう。

目標と目的の違いその1:目標は具体的、目的は抽象的。

目的は「幸せになる」「金持ちになる」「健康になる」などの概念的なものです。

目標は例えば「健康になる」という目的を達成するために「ランニングをする」といった具体的なものです。

ちなみに、目的を具体的にしてもかまいませんが、目標を抽象的にするべきではありません

目標と目的の違いその2:目標は目的を達成するためにある。

目的は最終的に到達すべき的(まと)のようなものです。

目標はその目的に至るために段階的にクリアしていく課題のようなものです。

目的の無い目標」はありえません。

目的のために一つ一つクリアしていく課題=目標があるのです。

一つの目標をクリア=達成すると、次の目標に向かって進むことで、最終的に目的を達成できます。

目標と目的の違いその3:目標は複数だが、目的は一つ

目的を達成するための目標=課題は、一つとは限りません。

大きな目標=課題をクリアして一気に目的を達成することもあるでしょう。

しかし通常は、小さな目標をいくつか設定し、一つ一つクリアして段階的に目的に向かって進んでいきます。

目的と目標の違いその4:目標は変更しても、目的は変更しない。

目標 目的の達成方法 ブログ

目的に到達するための道は、一つとは限りません。

ある目標を達成しても目的に近づけないこともあり得ます。

今の目標が達成できないなら、別の目標に変更したほうが良い場合もあります。

ゴールに到達する道筋は一つとは限らないのです。

今のやり方で挫折したとしても、最終的な目的さえ見失わなければ、別のアプローチを試みれば良いのです。

まとめ

目標」は「目的」へ到達するための過程です。

目標を一つ一つクリアしていかなければ、目的には近づく事はできません。

先ずは自分の目的を明確にすること。そしてそのためにクリアすべき目標を立てるようにしましょう。

自分がクリアできる小さな目標を立て、目的を見失わずに一つ一つ目標をクリアしていくのです。

目的」と「目標」の違いを完全理解できたでしょうか?

二つの言葉の意味を理解しないまま、目標や目的に向かって進んでしまうと、目標をクリアした途端、虚脱感に襲われてしまったり、異なった成果を得て失望してしまったりすることもあり得ます。

次回は「倉敷国際トライアスロン大会を完走する」という私の目標を例に、「目的」と「目標」の具体的な設定方法について考えてみたいと思います。

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