筋トレすると痛風になる? 筋トレ・痛風・腎臓の関係

筋トレすると痛風になる

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現在私はトライアスロンの練習を止めて、ボディビルに専念しており、筋肉を大きくするために、かなり多めのタンパク質を摂取しています。

タンパク質を大量に摂取すると、腎臓の負担が増えて腎機能が悪化する危険性が高まります。必読記事⇒【プロテインを飲み過ぎると腎臓が悪化する?

しかしタンパク質の大量摂取以上に、腎機能に深刻な影響を及ぼすものがあります。

それが痛風です。

実はハードな筋トレをする人やボディビルダーは痛風になりやすい傾向にあります。

私も2011年5月(44歳時)に痛風発作に見舞われており、それ以来ずっと痛風の薬を飲み続けています。

今回は、筋トレ・痛風・腎臓の関係について考察します。

痛風とは?

痛風の原因は高尿酸血症

痛風は、血液中の尿酸が結晶になって関節に付着して激しい関節炎=痛風発作を引き起こす病気です。必読記事⇒【痛風による親指の激痛 痛風の原因とは?

痛風発作は、ある日突然発症しますが、発症までに血液中の尿酸値が高い状態高尿酸血症が長く続きます。

高尿酸血症が長く続くと、ある日突然、足の親ゆびの付け根の関節などが赤く腫れて激痛となる「痛風発作」が発症します。

痛風発作は文字通り「風が当たっても痛い」ほど激烈です。

私も発作に見舞われた時は、布団が足に当たっただけで跳び上がるほど痛く、まともに歩くことさえできませんでした。

痛風発作は炎症を抑える薬を服用し、シップを貼ると、たいていは1週間程で治まります。

恐ろしい慢性腎不全

筋トレすると痛風になる 腎機能低下

血液は、腎臓で濾過されます。高尿酸血症が続くと、尿酸の結晶が腎臓に蓄積して、徐々に腎臓の機能が悪化していきます。

痛風発作が治まっても、痛風の原因である高尿酸血症を放置したままにしておくと腎機能が低下して、最終的には人工透析になる危険性が高まります。これが痛風の本当の恐ろしさですね。

高尿酸血症を放置するのは極めて危険だということを理解しましょう。

尿酸とは?

尿酸はプリン体の燃えカスである。

痛風は血液中の尿酸値が高くなることで引き起こされる病気です。

尿酸とは「プリン体」という物質が体内で分解されてできる燃えカスです。

プリン体は身体を動かすためのエネルギー物質の一つなので,常に体内で作られています。

また、身体中の細胞には遺伝情報を伝えるための核酸という物質を含んでいます。

核酸の構成成分はプリン体なので、古くなった細胞が分解される新陳代謝の過程において、核酸からプリン体が出てきます。

ビールを飲むとプリン体が高くなる?

プリン体は肉や魚などを食べても、体内に入ってきます。

そのため、プリン体を多く含む食品は控えるべきであるといわれています。

体内にあるプリン体のうち、食事として摂取される割合は20%程度と高くはありませんが、痛風予防のためには、プリン体を多く含む食品は控えるべきです。

特にビールは他のアルコールと比べてプリン体が多く含まれています。

尿酸値が高い場合は、やはりビールは控えて、プリン体ゼロの発泡酒を飲む方が無難でしょう。

筋トレすると尿酸値が上昇する

筋トレをすると、筋肉細胞が傷つき新陳代謝が促されます。

新陳代謝とは古い筋肉細胞が新しい筋肉細胞に入れ替わっていくことです。

その過程で、筋肉細胞内の核酸も代謝されます。

核酸の構成成分はプリン体であり、プリン体が分解されると尿酸ができます。

つまり激しい筋トレを続けていると、血液中の尿酸値が高くなると考えられます。

私はライフワークの筋トレを、もう何十年も続けています。

そのため定期の血液検査を始めた三十代の頃から、尿酸値だけが高い状態が何年も続いていました。

筋トレすると痛風になる

ジムの筋トレ仲間も皆、尿酸値が高いと言っています。

筋トレするなら、自分の尿酸値は必ずチェックするべき!

尿酸値が高い状態が何年も続いていた私は、2011年5月に痛風発作に見舞われました。それ以来、尿酸生成抑制剤を毎日服用しています。必読記事⇒【痛風の内服薬治療について

現在では、定期の血液検査では、血中尿酸値は常に基準範囲内に収まっています。

筋トレすると痛風になる 腎機能低下

筋トレをする人は、筋肉細胞の新陳代謝によって必然的に血液中の尿酸値が高くなります

また、大量のタンパク質を摂取するので、口から体内に入るプリン体も必然的に多くなります

血中尿酸値が高くなると、腎機能が低下する確率が飛躍的に高くなります。

ですから、筋トレをする人、ボディビルダーは必ず定期的に血液検査を受けて、血中尿酸値血中尿素窒素(BUN)血中クレアチニン値を綿密にチェックするようにしてください。

健康のための筋トレで、腎機能が悪化するなど愚の骨頂ですから!

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ABOUTこの記事をかいた人

理学療法士・看護師・介護支援専門員。 身体を鍛えることをこよなく愛する50歳。 熱烈なボディビルダー、サイクリスト、トライアスリートで、地元で毎年開催される【倉敷国際トライアスロン大会】に参戦しております。