初回車検のためにベンツCクラス(W205)をディーラーへ入庫しました。
入庫時に支払った金額は ¥190886(仮)
この金額が高いか安いかについて検討していきたいと思います。
目次
車検費用の内訳
基本的な法定費用(自動車重量税、自賠責保険料、印紙代)は他のどの車とも共通です。
Cクラスの重量は2.0t以下で、排気量も2000㏄以下なので、レクサスやクラウンといった国産高級車よりも安価です。
では整備代金(¥143856)の内訳を見てみましょう。
検査代行料(¥27216)は基本的にはどの車検工場に出しても大差はありません。
問題は「その他」の費用(¥116640)です。
「その他」とはいったい何なのでしょうか?
メンテナンスプラスに継続加入するのがベスト
メルセデスベンツは、新車購入時にメンテナンス保障がついており、6ヶ月、1年6ヶ月、2年6ヶ月時に、点検、定期交換部品、消耗品の交換、補充を無料で受けることができます。
その他にも、コマンドシステムに不具合が生じた時も、無料でソフトをアップグレードしてくれました。⇔必読記事【ベンツが故障した?】
新車購入から3年間でこの「メンテナンス保障」は切れます。
初回車検時(新車から3年後)に「メンテナンス保障」をさらに2年間延長できる「メンテナンスプラス」に加入するか否かによって、初回の車検代が大きく変わります。
「メンテナンスプラス」に加入すると、初回車検時の法定点検、定期交換部品、消耗品の交換、補充が無料となり、新車から4年後にも無料点検と消耗品の交換、補充が無料となります。
もし初回車検時(新車から3年後)にメンテナンスプラスに加入しなかった場合、定期交換部品、消耗品の交換、補充代金が発生するというわけですね。
メンテナンスプラスに加入すると、新車登録から4年目に一度点検を受けることができ、LED以外のエクステリアライトが点灯しなくなっても無料で交換してくれます。
ただ、もし車検時に消耗品以外の部品を何か交換しなければならなくなった場合は、その費用はメンテナンスプラスには含まれません。(これが高くつきそうで怖いですね…)
またメンテナンスプラスに加入したとしても、年1回の点検と部品交換ですから、例えば定期的にオイルを交換するとなると、やはりそれは実費となります。
「ベンツは頻繁にオイル交換する必要は無い」という意見もありますが、やはりオイル交換は小まめにするのが良いと思います。
私は今年四月にベンツをベンツに追突されて修理入庫した時に、実費でオイルを交換してもらいました。⇒必読記事【ベンツの後ろで、ベンツをベンツにぶつけられた!】
今回、オイルを交換してもらえるので、次回は半年後に走行距離にかかわらずオイルは交換するつもりです。⇒必読記事【正規ディーラーで Cクラス W205 のオイル交換】
メルセデスケアについて
ベンツ正規販売店で新車を購入すると、メンテナンス保障以外にも新車から初回車検までは「メルセデスケア」という一般保証がついています。
メルセデスケアでは、車を構成する純正部品の材料または製造上の不具合が発生した場合は、サービス提供期間内なら、無料で修理してくれます。
修理内容はドアミラー、エアコンなど無料で修理してくれます。
外車は国産車に比べて何となく電気系統に不安があるので、このメルセデスケアは非常に心強い存在です。
メルセデスケアを延長して「保障プラス」に加入
ただしこの「メルセデスケア」も新車購入から3年間できれます。
初回車検(新車から3年)以後もメルセデスケアの保証を受けたい場合は追加料金で「保障プラス」に加入しなければなりません。
保障プラスに加入しておけば、とりあえず新車登録から5年間は、通常の修理に必要な出費はカバーすることができます。
メンテナンスプラス、保障プラスの料金
新車購入から3年経過して、さらに2年間、安心してベンツに乗るためには「メンテナンスプラス」「保障プラス」に加入するのが得策かもしれません。
私の場合は「保障プラス」は既に加入済でしたので、今回の初回車検時にメンテナンスプラスに加入したというわけです。
冒頭の仮清算書の「その他:¥116640」はメンテナンスプラスの料金だというわけですね。
車検が終了した時点で最終的にどの程度の車検代が必要になるか、また記事にしますのでご期待下さい。Check it Out!
おまけ:新型Cクラス & 新型CLS
ディーラーに新しいベンツCクラスセダンが展示されていたので激写してまいりました!
新型Cクラスは、ダイヤモンドグリルが採用され、フロントのエアダクトも大迫力ですね。
新型CLSも展示されておりました。
圧倒的なオーラを放つそのスタイリングに魅了されました。
メンテナンスプラス、保障プラスの期間が切れる次回車検時(2年後)には、次のベンツにステップアップしたいものです!