7年以上、Evernoteを使い続けています。
私がEvernoteを使い始めた最大の理由、それは「トレーニングの記録を正確に残すため」です。
例えば筋トレでは、ベンチプレスで何kgのバーベルを何回挙げたか、それを何セットしたか、といった記録が重要です。
記録が残っていれば、次回のトレーニングで、何kgを何回挙げればよいかの目安になります。
ところがもし記録が無ければ、前回と今回を比べようがありません。
そのため前回と比べて進歩しているのかどうかが分からないのです。
この「記録を残す」ことは筋トレだけでなく、人生のいろいろな面において重要です。
そして私にとって記録を残すもっとも簡単で、もっとも便利な方法がEvernoteを活用することなのです。
今回は、Evernoteによって私の生活がいかに効率よく、劇的に改善したかを考察したいと思います。
目次
紙のノートの代わりに、Evernoteを使い始めた
Evernoteを使い始める前までは、紙のノートに記録を残していました。
私は10年以上にわたって画像のように「体重」「食事内容」「トレーニング内容」を毎日記録しています。
紙のノートに記録を残していくと、やがてその量は膨大になります。
ノートと鉛筆を常に携帯しておかねばならず、忘れた場合は何か別の紙に記録を残しておかねばなりません。
過去の記録を参照するのも簡単ではありません。
もっと手軽に、確実に、記録を残す方法はないだろうか?
そんな時に出会ったのが Evernote です。
スマホのメモアプリとEvernoteの違い
Evernoteと、スマホに最初から付属しているメモアプリとの違いは、データをクラウドに保存できることです。
クラウドにデータがあれば、いつでも、どこからでも、アクセスすることができます。
スマホ付属のメモアプリでは、データはスマホ内に保存されるので、そのスマホがなければアクセスできません。
2011年10月に iPhone 4S を使い始めるまでは、iPod で Evernote を使っていました。
iPod は携帯電話ではないので、wifi がなければクラウドにアクセスすることができません。
そのため「いつでも、どこからでも」というわけにはいきませんでした。
しかし iPhone 4S でEvernoteを使い始めてからは、文字通り「いつでも、どこからでも」クラウドにアクセスできるようになり、サービスを最大限活用できるようになりました。
今でこそ当たり前のクラウドサービスですが、2011年頃は、まだあまり普及していませんでしたね。
Evernote の基本的な使い方。
「ノート」
Evernote の基本は「ノート」といわれる入力シートです。メモ帳の1枚1枚の紙と考えればよいと思います。
私がノートを作成する時に留意していることは、タイトルの付け方です。
私は通常「180512土」のように日付と曜日をタイトルにします。
こうすることで日付順に並べることが可能で、後から検索する時も非常に便利だからです。
そして私は最低でも必ず1日2枚の「ノート」を作成します。
トレーニング内容を記録した「ノート」と、その日の体重、体調、食事時間と食事内容などを記録した「ノート」です。(トレーニングをしない日でも空欄のノートを作ることで、一覧にした時、トレーニングした日としない日の間隔を視覚的に把握することができます。)
これらのノートを後述する「ノートブック」に分けて保存していきます。
私の場合は現在、5299枚のノートがあります。
「ノートブック」
「ノートブック」は1枚1枚の「ノート」メモ帳を束ねるカテゴリーフォルダーと考えて下さい。
私の5299枚のノートはそれぞれ、いくつかの「ノートブック」に分類されて保存されています。
ちなみに私は次のような「ノートブック」を作成しています。
「Training-Log」・・・トレーニング内容を記録した「ノート」用
「DAILY-Log」・・・その日の体重、体調、食事時間と食事内容などを記録した「ノート」用
「ノートブック」フォルダに、それぞれの「ノート」が分類されているというわけですね。
私は今まで7年間、無料版Evernote を使い倒してきました。(無料版でも十分使えます)
しかし無料版では使用できる端末が2台までに制限されたり、クラウドにアップロードできる容量に制限があります。
そこで先日、プレミアム版(有料)にグレードアップしたところです。
次回は 無料版Evernote とプレミアム版の違い、効率よくEvernoteを活用する裏ワザなどを紹介したいと思います。
なお無料版 Evernote の登録はこちらからできます⇒ 【無料版Evernote アカウントを作成】
…to be continued(続く…)