あなたは漫画「タイガーマスク」に登場する、悪役レスラー養成機関「虎の穴」を御存知だろうか??
「虎の穴」は、世界中から集められた屈強の孤児たちを地獄の猛特訓で鍛え上げ、強靭な悪役レスラーに作り上げてゆくのだ。
タイガーマスクの主人公である伊達直人いわく、そのトレーニングの過酷さは、基礎訓練の段階で全体の3分の2が死に、残りの半分が再起不能になるほどだという。
その「虎の穴」的ホームジムが倉敷市児島のとある住宅街にある…。
昔ながらの狭く入り組んだ道は、車が一台通れる幅しかない。
既に何十年も前につぶれた、お好み焼き屋の看板からは何とも云えない哀愁が漂っている…。
脇道を一本曲がると、袋小路になっている場所がある。
その突き当りにその建物はある…。
その建物は、築五十年は経過しているであろうと思われる薄汚れた倉庫である。
その倉庫の周りは開発が進み、ここ数年で新しい住宅が次々と建築された…。
しかしその倉庫だけは、いつまでも廃墟のような外観である…。
そう、これこそが私の「虎の穴」的ホームジムなのだ。
S61児島高校卒の男達は、倉庫前の空き地で時々バーベキューをしていた…。
夏、ここでバーベキューすると、藪蚊に刺されてせっかくの高級肉をユックリ味わうことができない…。
何故なら倉庫の横のドブには、ボーフラがウジャウジャ湧いているからである…。
バーベキューの必需品として、ビールに加えて殺虫スプレーを2本、常に置いておかなければならない。
さらにこの土地にはトイレが無い。
つまりトイレは我慢するか、横を流れるドブで用を足さなければならないのだ…。(ワイルドだろぅ??)
こんな土地に建つ廃墟のような倉庫ではあるが、安物の扉を開けて中に入ると…
そこは、冷暖房&TVオーディオ完備の究極のホームジムなのである!!!
幾つかのマシンは、潰れたフィットネスクラブから貰い受けた、本格使用のマシンなのだ!
壁のいたるところには鏡が張られ、己の肉体の変化をすぐに確認できるようになっている。
器具が多すぎて、縄跳びする時は十分注意しなければならない。
狭いながらも、開脚ストレッチをすることも可能だ。
私はこの虎の穴的ホームジムで、自らの肉体と精神を地獄の猛特訓で鍛え上げているのだ!
これから徐々にこのホームジムでのトレーニング動画をYoutubeにアップしていくので、是非、チェックして頂きたい!