スント7 (Suunto 7)使用開始

suunto7 & suunto spartan ultra

SuuntoのGPSウォッチを愛用し続けて9年になります。

2012年08月以来、すべてのトレーニング、出場した大会などのデータをスントのGPSウォッチで記録しています。

最近、新しく使い始めたSuunto7を解説してみたいと思います。

 

目次

Suunto 7とは?

Suunto7は2020年01月に発売されたGPSウォッチで、それまでのSuuntoウォッチと比べて、スマートウォッチとしての趣がかなり強くなっています。

GoogleのWear OSを搭載しており、一般的なスマートウォッチと同じような、機能が使えるようになっています。

Suuntoのウォッチは、スポーツ時の使用に特化した感があり、スポーツ時のあらゆるデータ(心拍数、走行距離、獲得標高etc…)を詳細に記録してくれます。

Suunto 7は、スポーツに特化した機能に加えて、Wear OS by Googleを搭載することにより、一般的なスマートウォッチにあるような、音楽やSNS通知機能などが利用できるようになりました。

私がSuunto 7を使い始めた理由

私がGPSウォッチに求める最大の機能は、GPSによるルート軌跡&獲得標高、心拍数管理、自転車やランでのタイムの記録です。

私はつい先月まで、2017年12月に購入したSuunto Spartan Ultraを約3年半使い続けてきました。

実は数年前からGPSウォッチによる心拍数管理は、手首での光学式心拍数計測が主流となってきました。

スント7 suunto7

それまでの主流は、巻いた心拍数計測バンドを胸に巻き、そのデータを手首のGPSウォッチで記録するというものです。

私が愛用していたSpartan Ultraもバンドを胸に巻いて心拍数を計測します。

suunto7 & suunto spartan ultra

しかしこの方式では、心拍数を計測するためには、常にバンドを胸に巻いておかなければなりません。

スポーツするときはよいのですが、もっと気軽に、常時、自分の心拍数を記録するには、手首での計測が最適です。

…というわけで、今回初めて、手首での光学式心拍数計測が可能なGPS
ウォッチとしてSuuto 7を購入しました。

メルカリで購入後、半年間放置していた…

スポーツGPSウォッチの進化はまさに日進月歩で、絶え間なく革新的な技術が導入され、毎年のように最新モデルが発売されます。

当然ながら、「最新のモノが最高」ということになります。

しかし毎年発売される最新のモノを次から次へと買うわけにはいかないので、ユーザーにとっては悩ましいところです。

Suunto7は2020年01月に発売されたので、もはや最新のGPSウォッチではありません。

私は2020年12月に購入したのですが、そのときはすでに、市場に多くのSuunto7が出回っており、新品同様のものをメルカリで定価の半額程度で購入することができました。

ところが書籍の執筆活動が忙しくなったため、使い慣れたSpartan Ultraから、なかなか変更できずにいました。

心拍計測ベルトの問題点

心拍数計測には、胸に巻いた計測ベルトで計測する方法と、手首の血液の流れを光学式に計測する方法の二つがあります。正確性は、胸ベルトの方が高いといわれています。

私は現在週2回、必ず筋トレをしています。

重たいバーベルやダンベルを持ち上げるとき、手首に巻いた時計は非常に邪魔になります。

ですから筋トレのときは、胸ベルトでの心拍数計測が最適です。

しかし約4年間、胸ベルトを毎回のトレーニングで使用すると、どうしても激しく劣化してしまいます。

スント 心拍数計測ベルト

また最近は、心拍数を拾い始めるのに時間がかかるようになってしまいました。

新しい心拍計測ベルトを購入しようにも、4年前のモデルなので、在庫がありません。

そこでこの機会に、Suunto7を本格的に使用し始めたというわけです。

Suunto7の使用感

suunto7 ベルト形状

大きさ的にはSpartan Ultraと変わりませんが、ベルト形状が大きく変わっています。

Spartan Ultraのベルトはチョッと変わった形状をしていますが、Suunto7のベルトは普通の時計と大差なく、しかもオプションで様々なものに変更可能です。

また、なんといっても手首に装着しておくだけで、簡単に心拍数が計測できるのはとても楽です。

自分の体調を常に管理できる安心感はとても大きいですね。

それに何といっても画面がとてつもなく綺麗で、明るく、見やすくなっています。

画面の見易さは劇的に進歩しているといってもよいでしょう。

ただし、それまでのSuuntoのGPSウォッチの使い方になれていたので、Suunto7のユーザーインターフェイスはチョッと使いにくく、スマートウォッチとしての多機能を十分に使いこなすことができていません。

まぁ私の場合は、心拍数計測、GPS記録ができればよいので、その他の音楽鑑賞やSNS
通知などは使用する予定はないので、最小限の使い方をマスターしておけばOKです。

SuuntoからGarminnへ移行する予定

 

2021年06月には、最新のSuunto9 Peakというモデルがスントから発売されました。

Suunto9 PeakはWear OS by Googleを搭載していないため、ユーザーインターフェイスはSuunto Spartan Ultraと変わりません。

何年もスントの時計を愛用してきたユーザーにとっては、Suunto7よりも使い勝手が良いと思います。

suunto watches comparison

私は2012年08月に初代Suunto Ambit、2014年12月にSuunto Ambit 3 Sports、2017年12月にSuunto Spartan Ultra、2020年12月にSuunto7と、約9年間で、4つのスントウォッチを使い続けてきました。

suunto7 & suunto spartan ultra

9年間のすべてのトレーニング記録がスントの運営するクラウド上に保存されており、いつでも閲覧可能です。

suunto7 & suunto spartan ultra

ところが、今までPCで閲覧、管理、編集できていたものが、スマホでしかできなくなりました。

これは私にとっては大問題です。

私の場合は、PC上でデータを閲覧、管理できることは非常に重要です。スマホは便利ですが、やはり小さくて見にくいですし、操作も面倒です。

9年間にわたり、何千もの記録が残っていますが、次回、新しいGPSウォッチを購入する場合は、Garminを購入する予定です。

2012年に初めてのGPSウォッチを購入するとき、GarminかSuuntoかで大いに迷いました。

GPSウォッチ黎明期の当時、すでにサイクルコンピューターとして多くのユーザーがGarminを使用しており、Suuntoはかなりマイナーなメーカーでした。

人と違ったモノを持ちたかった私は、ユーザーの少ないSuunto Ambitを購入しました。

PC上でクラウドデータを記録・操作できれば、このままSuuntoを使い続けるところです。

しかし、良い機会だと思うので、次回はGarminを購入しようと思います。

Garmin Fenix7

現在のGarminのハイエンドモデルが、Fenix 6X dual powerというモデルです。

このモデルは発売からすでに1年ほど経過しています。

ですので次のモデルであるFenix7の発売を待っているところです。

実はもう一つ、候補としてPolarというメーカーのGPSウォッチも検討しています。

 

Polarもフィンランドのメーカーで、クラウド上にデータを保存し、それをPCで操作できます。

胸に巻く心拍数ベルトと、手首での光学式心拍数計測の双方を利用できるモデルもあるので、こちらも有力候補となっています。

…といって、とにかく当分はSuunto7を使い倒すことが先決ですね!

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