梅雨で雨がつづいていましたが、今日はついに晴天になりました!
久々にロードバイクに乗って、約35㎞ほどのライディングをしてきました。
ところが天気が良すぎて、真夏日並みの暑さで、半端ない紫外線!
こんな日に必要なのが、日焼け対策、紫外線対策ですね。
今回は自転車乗りが留意すべき、日焼け対策について考察してみました!
目次
肌の健康を取るか、健康的なイメージを取るか?

まず最初に、日焼けについて、自分はどう考えているかを明確にしましょう。
肌の健康を考えるなら、紫外線は極力さけ、完全紫外線カット装備で、可能な限り紫外線を浴びるのを防ぎましょう。
つまり猛暑であっても、長袖ジャージ、アームカバーを装着してツーリングすべきです。
小麦色に日焼けした健康的なイメージを持たれたいのなら、紫外線の危険性を抑えつつ、可能な限り安全に日焼けしましょう。(安全な日焼けなんて無いと思いますが…)
そんなときはサンタンオイル(日焼けオイル)を使うべきです。(私はコチラ派です)
日焼けの種類を完全理解!

紫外線を浴びると、皮膚に炎症が起こり、日焼けが生じます。
軽い場合は、数日で消えていきますが、酷い場合は、水膨れになったり、皮がむけたりしてしまいます。
これは一種の火傷(やけど)のようなものですから、日焼けし過ぎた場合は、できるだけく冷水タオルなどで冷やす、冷水風呂に入るなどの対策が必要です。
このように急激な日焼けは、サンバーン(Sun Burn)と呼ばれます。
紫外線を浴びてしばらくすると、肌の色が茶色っぽくなり、これが数週間から数ヵ月続きます。
これは紫外線により色素細胞が刺激されて、メラニンをたくさん作られるからですね。
このような日焼けは、サンタン(Sun Tan)と呼ばれます
紫外線による肌のダメージとは?

紫外線が肌に与えるダメージの際たるものが、サンバーンと呼ばれる急性炎症の日焼けですね。
日焼けし過ぎると、肌の老化が進みますし、DNAが破壊されて皮膚ガンの危険性も高まります。
また、シップなどで薬剤が付着した肌に紫外線が当たると、真っ赤に腫れ上がり、酷い火傷のような状態になるので注意が必要です。
結局のところは、紫外線はできるだけ浴びない方が良いことは間違いないでしょう…。
メラニンとは何か?
紫外線を浴びると、肌が日焼けで赤くなりますが、それが徐々に褐色に変 わっていきます。
これは色素細胞が新しいメラニンを作るためです。紫外線を浴びると、色素細胞がメラニンを作りだして、周りの角化細胞に分配しします。
周りの角化細胞は、メラ ニンで細胞核を覆うことで、大切な遺伝子(DNA)が紫外線で損傷するのを防ぐというわけですね。
ですからメラニンは、有害な紫外線を吸収したり散乱させたりして、皮膚への害をくい止めてくれるというわけです。
紫外線とビタミンDの関係

身体に欠かすことのできないビタミンDは、皮膚で合成されます。
そしてその合成には紫外線の助けが必要だと言われています。
しかし紫外線を浴びなければビタミンDが合成されないというわけではなく、食事でしっかりと摂取しておけば良いだけの話しですね。
小麦色の肌は健康的というイメージ
肌の健康を最優先に考えた場合、紫外線を可能な限りカットするようにしましょう。
しかし、褐色に日焼けした肌には、なんとなく精悍で健康的なイメージがつきまといます。
ですから多くの人が、できるだけ安全に小麦色の肌を手に入れようとするのだと思います。
安全な日焼けなど無いのですが、その危険性をできるだけ抑えて、褐色の小麦色の肌を手に入れる方法がいくつかあります。(推奨はしませんが…)
それが日焼けサロンであったり、サンタンオイルの利用です。(私は日焼けサロンを利用したことも、利用する気もないので、ここからはサンタンオイルについて考察します)
サンオイルで日焼けするということは?

紫外線は、その波長の長さによって、UVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)の三つがあります。
UVCはオゾン層に吸収されるため、地表には届かないとされています。(オゾン層破壊が問題になるのは、UVCが地表に届いてしまうからですね。)
UVAは波長が長いため、家や車の窓ガラスも通り越して肌に到達するため「生活紫外線」と呼ばれています。
UVAにより肌はゆっくりと黒くなり、シワやタルミの原因でもあります。
UVBは波長が短く、たくさん浴びてしまうと、すぐに肌が赤く炎症してしまう日焼け(サンバーン)を引き起こすため、「レジャー紫外線」とも呼ばれています。
シミや色素沈着の原因ともいわれています。
つまり肌のダメージを抑えながら日焼けをするためには、B波を可能な限り防ぎ、A波を適当に取り込む必要があるわけですね。
それを可能にするのが、サンオイルです。
サンオイルにはB波を防ぐ成分が入っており、紫外線による肌へのダメージを軽減しながら、肌を綺麗に焼けるという訳です!
サンオイルと日焼け止めとの違いも理解しておかなければなりません。
サンオイルは紫外線B波を防ぎますが、日焼け止めは紫外線A波も防ぐというわけです。
日焼け止めの効力を示す指標を完全理解
日焼け止めの効力を示す指標として、よく見かけるのが「SPF」と「PA」です。
SPF:Sun Protection Factor
「SPF」は、「Sun Protection Factor」の略で、先程紹介した紫外線のB波を防ぐ能力値を示しており、どのくらいの時間、紫外線B波の影響を抑えられるかを示す「紫外線防止指数」のことです。数値が高いほど、長い時間、紫外線から肌を守ってくれます。
サンオイル(日焼け用オイル)には、「SPF2」や「SPF4」などと表記されていますが、この値が高い程、より紫外線B波を防ぐ効果が高く、肌のダメージを抑える力が強いというわけです。
できるだけこの値の高いサンオイルが良いと言えます。
PA:Protection Grade of UVA
「PA」は「Protection Grade of UVA」の略で、紫外線A波を防ぐ効力を示しています。
「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階で表記されているので、+が多いほど、紫外線A波を防いでくれるというわけですね。
ちなみにサンオイル(サンタンオイル:日焼けオイル)には、A波を防ぐ能力はないので、この指標はありません。
私が使用しているサンオイル

私は特に夏場は、できるなら健康的で精悍な、小麦色の肌を手に入れたいと考えています。
ですから、SPF値の高いサンタンオイルを愛用しています。
容器には様々なタイプのものがあり、以前は「ローションタイプ」を利用していました。
肌全体にしっかりと塗ることが出来ますが、塗ったオイルを指で伸ばす必要があるため、今はす「スプレータイプ」を利用しています。
スプレータイプは広範囲に手軽に塗布できます。
(しかい実際には、指で塗ったオイルを伸ばしているので、あまり変わりはありません…)
愛用しているオイルの紹介
大正製薬から発売されている、スプレータイプのサンタンオイルです。
SPF4ですので、紫外線A波カットも十分かと思います。