肩こり、首こりの原因、僧帽筋はこうしてほぐす!

逆ストレッチ 僧帽筋

不快な肩こり、首こりの原因の一つが、僧帽筋という背中にある大きな筋肉のコリにあります。

僧帽筋について理解を深めるとともに、僧帽筋のコリを解消する方法を解説します!

目次

僧帽筋のはたらき

僧帽筋は、背中の上半分を覆っている、菱形をした大きな筋肉です。

上背部のもっとも表面にあり、僧帽筋の下(深部)には様々な筋肉があります。

逆ストレッチ 僧帽筋
背骨のしくみと動きがわかる本(秀和システム)

僧帽筋は大きな筋肉で、上部繊維、中部繊維、下部繊維の三つに分けることができます。

上部繊維は、主に肩をすくめるときに収縮します。

中部繊維は、主に左右の肩甲骨を引き寄せて、胸を張るような姿勢をとるときに収縮します。

下部繊維は、主に、ボートを漕ぐような、何かを引っ張るような動きをするときに収縮します。

僧帽筋が首こり、肩こりを引き起こす原因とは?_

逆ストレッチ 僧帽筋

上のイラストをみてみると、僧帽筋は、頭部と肩甲骨に付着しているのがわかるとおもいます。

長時間にわたって、下を向いて本を読んだり、スマホをみたりすると、頭を支え続けなければならないため、僧帽筋の上部には極度に疲労が蓄積します。

また、肩甲骨には上腕骨がはまり込んでいますが、僧帽筋はその重さを支え続けています。

ですから、何か重たいものを手でもったりしても、僧帽筋には非常に大きな負担がかかります。

また、私たちは緊張すると無意識のうちに肩がすぼんで緊張したような姿勢となりますが、このときも僧帽筋が収縮してしまいます。

このように大きな負担がかかり、緊張が続いてしまうと、僧帽筋はコリ固まってしまい、血行が極端に悪化してしまいます。

血行が悪化すると、血液やリンパ液の循環が悪化しますから、僧帽筋はさらに疲労するという悪循環に陥ってしまいます。

ですから僧帽筋は、肩こり、首こりを引き起こす、主要な原因の筋肉なのです。

コリ固まった僧帽筋をほぐす方法

あなたはどのようにして、コリ固まった筋肉をほぐそうとしていますか?

通常は「筋肉をストレッチする」、「筋肉をマッサージする」のどちらかだと思います。

コリ固まった筋肉というのは、縮まって柔軟性が低下し、血行が悪くなっています。ですから、直接的に揉みほぐす「マッサージ」がもっとも効果的にコリ固まった筋肉をほぐす方法といえるでしょう。

「マッサージは人にしてもらうもの」と思われがちですが、自分で自分の筋肉をマッサージすば安全ですし、お金もかからず経済的です。

僧帽筋は背中にあるため、なかなか自分ではマッサージできませんが、背中のコリをほぐすためのマッサージグッズなどを利用すると、うまく僧帽筋をマッサージすることができます。

私も僧帽筋をほぐすために、日常的にこのマッサージグッズを使っています。

逆ストレッチ 僧帽筋

ハッキリ言って、このグッズはかなりおススメで、一度使うと病みつきになっていまいます。

ただし、このグッズは職場で使うにはかなり勇気がいります。

家でリラックスしているときなら、人目を気にせず思う存分コリをほぐせるのですが、職場でそんなことをしていたら、白い目で見られてしまいます…。

そこで私が考案したのが、ボールペンで僧帽筋をほぐす方法です!

パソコン作業中や、デスクワークの最中に、チョッと肩や首かこったなぁと感じたら、手が届く範囲で僧帽筋の周りを押してやりましょう!(決して強く押さないように注意してください!)

僧帽筋 ボールペンマッサージ

ボールペンを使えば、いつでも、どこでも、ササっと自分でコリ固まった筋肉をマッサージすることができます!

職場でも一瞬のスキを突いて、コリをほぐすことができるのです!

背中の筋肉は手が届きにくく、自分でマッサージできないと思われていますが、チョッとしたコツがあります。

そしてなんとこのコツをメソッドとしてまとめた書籍が4月末に廣済堂出版さんから刊行されます!

「ボールペンマッサージ」では、僧帽筋だけでなく、身体中のあらゆる筋肉をボールペンを使って自分自身で手軽にマッサージする方法を、イラスト&写真をふんだんにつかって解説しています。

しかも今回は、QRコードも記載しており、そこから実際にマッサージの動画を見ることもできるのです!

現在、絶賛、最終校正作業中で、発売は4月末頃となります! (乞うご期待!!!!)

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