右肘内側の痛みが続いていたので湿布を貼り続けていると皮膚が赤くカブレてしまいました。(痛痒いぜ…)
夜に寝る間だけ貼っていたのに、先日は昼も貼り続けていたからです。
カブレの範囲は狭く、少し痛痒いだけで済んだのは幸いでした。
皮膚のカブレがまだ治っていないので湿布を貼ることができません。
それでも痛みがなんとなく良くなってきた感じがします。
果たして湿布って本当に効くのか??
チョッと疑問に思ったので考察してみました。必読記事 ⇒【湿布の効果 湿布薬の上手な使い方】
目次
湿布やテープ剤は皮膚に浸透して患部に効くと云われるが…
筋肉痛や筋肉のコリがひどいと湿布やテープ剤を貼ります。
TVコマーシャルなどでは、湿布やテープ剤の薬効成分が痛む筋肉まで浸透する!って宣伝しています。
鎮痛成分(インドメタシン、ジクロフェナク、ケトプロフェンなど)が皮膚から吸収されて効果を発揮するというわけです。
しかし本当に鎮痛成分が分厚い皮膚の角質と皮下脂肪にしみ込んでいって、筋肉にまで届いて効果を発揮するんでしょうか?
皮膚ってそんなに簡単に物質を吸収するんですかね?
私の皮膚がカブレたのは薬効成分が筋肉にではなく、皮膚に効きすぎた結果ではないでしょうか??
湿布やテープ剤の真の効果とは?
湿布やテープ剤の効果は、痛みやコリなどの感覚を、単に紛らわしているだけではないかと思うのです。
湿布やテープ剤を患部に貼ると、皮膚にヒヤッとするような、ピリピリするような刺激が加わります。
この刺激が強いために、筋肉の痛みやコリといった感覚が紛れるのではないでしょうか?
例えば、身体のどこかが痛むと、その部位をさすったり、なでたりすると少し楽になるのと同じです。
痛みやコリといった感覚を、他の感覚で抑え込むってわけですね。
「湿布やテープ剤の薬効成分が筋肉にまで届いて痛みやコリを和らげる」と考えるのではなく…
「薬効成分が皮膚の感覚を刺激して、痛みやコリを紛らわせる」と考えようと思います。
湿布やテープ剤は、寝ている間よりも起きている間に貼る。
湿布やテープ剤から最大の効果を得るためには、寝ている間よりも起きている間に貼る方がよいでしょう。
寝ている間は意識がなくなるので、感覚にも鈍くなるからです。
湿布やテープ剤の真の効果が、感覚を紛らわせることにあるのなら、感覚をしっかりと感じとれる覚醒中が効果が高いはずです。
私は今まで寝ている間に湿布を貼っていましたが、これからは日中に貼ろうと思います。(昼も夜も貼り続けると皮膚がカブレて大変なことになるので止めましょう。)
安全で経済的なのはお風呂で温めたり、氷枕で冷やすこと
湿布やテープ剤の薬効成分は刺激が強く、使い過ぎると私のように皮膚がカブレて大変な目にあいます。
それに湿布やテープ剤って結構、高いですしね。(私はいつもamazonでかなり安く購入していますが…)
となると一番安全で経済的なのが、お風呂にゆっくり入って筋肉を温めたり、氷枕やアイスノンで筋肉を冷やすことだと思います。
注意点としては、筋肉は冷やし過ぎてはいけないということです。(毛細血管が収縮して血行が悪化しますから)
交互に温めたり冷やしたりするのが効果的です。
ただし、頻繁にお風呂に入るわけにもいかないし、アイスノンや氷枕を昼に使うのはチョッと不便です。
やはり時々は湿布やテープ剤に頼るのが正解です。