先日受けたアレルギー検査で、米、小麦、ソバ、大豆などの全てにアレルギー反応があり、食事にかなり苦労しているので報告します。
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目次
食べれる主食が無い!
米、小麦、ソバ、大豆にアレルギーがあると、主食となる炭水化物は何も食べれなくなってしまいます。
検査を受けてアレルギーが判明してから数日は、ご飯もパンも食べませんでした。
しかし急激に痩せてしまい、エネルギー不足から逆に疲労感が増してしまいました。
唯一、米のアレルギー反応だけが低めなので、10月からはパン、ラーメンなどは一切食べず、ご飯だけ食べるようにしています。
私はパンが好きなので、10月まではかなりパンを食べていました。
しかし一ヶ月、パンを食べなくなって、かなり体調が良いように思います。
もうしばらく主食はご飯だけの生活を続けてみようと思います。
米アレルギーとは?
アレルギー反応を起こす原因物質はアレルゲン(抗原)と呼ばれます。
アレルゲンの多くはタンパク質で、体内に入ってくると、そのアミノ酸配列の立体構造が認識され、その形に応じた特異的IgE抗体が産生されます。
炭水化物の代表格である米にも、タンパク質は含まれています。
つまり、米アレルギーとは、米に含まれるタンパク質に対して特異的IgE抗体が生産され、それがアレルギー症状を引き起こすというわけですね。
特異的IgEの特異的とは、米なら米だけに特別に反応するという意味ですね。
ヌカとは?
玄米の表面をけずって精米するとできるのが「米ヌカ」です。
米ヌカには、玄米に含まれる栄養素の約9割が含まれています。
その栄養素には当然、タンパク質も豊富に含まれていますから、米アレルギーがある場合、精米前の玄米はやはり避けるべきだと思います。
玄米を精米してヌカを取り除くことで、タンパク質もかなり除去することができます。
無洗米と米アレルギーの関係
玄米を精米しても、実は完全にはヌカは除去できません。
精米機では除去しきれない粘着性の強いヌカ(肌ヌカ)がどうしても残ってしまいます。
私達が米を炊く前に精米を水洗いするのは、この肌ヌカを洗い落とすためですね。
この肌ヌカを出荷前にある程度取り除いたものが無洗米です。
無洗米は、肌ヌカを洗い落とす必要がないので、炊く前に水洗いする必要がありません。
全国無洗米協会HP →【無洗米とは?】
無洗米は極限までヌカが取り除かれているわけですから、精米に含まれるタンパク質以外の、表面のタンパク質はかなり除去することができます。
米アレルギーがある場合は、無洗米を選ぶのも良いかもしれません。
ただし、精米そのものにはタンパク質が含まれているわけですから、無洗米したところで、米に特異的なIgEが体内で生産されなくなることはありません。
また、米アレルギーは、米に含まれるタンパク質だけでなく、糖質もアレルゲンになることが判っています。
つまり無洗米にしたところで、完全に米アレルギーがなくなるということはないのです。
アレルギーでは体調管理が大切
アレルギーは体調に大きく左右されます。
体調が良ければ身体の免疫機能が、アレルギー症状を抑え込んでくれます。
しかし疲労やストレスから体調が悪化すると、免疫機能が低下し、アレルギー症状が爆発するというわけです。
ですから今後は、身体を酷使して鍛え抜くのではなく、疲労を上手くコントロールしてベストな体調を保つコンディショニングに重点をおいてトレーニングしていきます。