正月太りは、これで解消!

正月太り解消 正月太りダイエット

皆さんはお正月休みの間、どれだけ太ったでしょうか?

正月休みは、酒や肴、菓子や雑煮など、つい食べ過ぎてしまい、太ってしまうのが一般的ではないでしょうか?

私も7月末から一滴も飲んでいなかったお酒(ワイン&ビール)をかなり飲み、普段食べない菓子類をしっかり食べてしまいました。

しかし、12/30はデルタジムでトレーニング、01/01は深山公園で4㎞ジョギング、01/03は自宅ジムでトレーニングしたので、体重計で0.6㎏ほど増えただけです。

ただ、年末年始の5連休(12/30~01/03)は、記事や著書の執筆に集中するために、ほとんど外出せず、家に籠っていたので、確実に体脂肪が増えた感じがします。

そこで、年末年始に増えた体脂肪を削ぎ落す、私が実戦中のとっておきの方法を解説します!

目次

脂肪だけがエネルギー源として使われるわけではない

体重が増えると、多くの人が、とにかくウォーキングやジョギングをします。

ウォーキングやジョギングは、もっとも手っ取り早い運動で、誰でも簡単にできるからです。

筋トレのように息を止めて全力を発揮する無酸素運動と異なり、それほどハードでもありません。

ある程度の時間(15分~30分)がかかるので、“運動した気” “体脂肪が燃焼した感じ” もします。

事実、有酸素運動であるウォーキングやジョギングでは、エネルギー源として体脂肪が消費されます。

しかし、注意しなければならないことは、「体脂肪だけがエネルギー源になる」わけではないということです。

身体を動かすために蓄えられているエネルギー源は、「体脂肪」だけではありません。
筋肉内には「グリコーゲン」や「クレアチンリン酸」といったエネルギー源も蓄えられています。

基本的に、脂肪をエネルギーとして利用するには酸素が必要です。だから有酸素運動では脂肪が優先的に燃焼されると思われがちなのですね…。

しかし有酸素運動であっても、動き続けるためには、グリコーゲン、クレアチンリン酸、脂肪が満遍なく利用されています。

ですから、有酸素運動では脂肪だけが利用されているわけはないのです。

まずはこれを頭に叩き込んでおきましょう!

 

正月太り解消 正月太りダイエット
筋硬結マッサージ 第三章より抜粋 
著者:石部伸之 秀和システム

 

グリコーゲンなどはしばらくすると補填される…

ところがその逆に無酸素運動では、グリコーゲンだけが利用される割合が高くなります。

何故なら、脂肪をエネルギーとして使うためには酸素が必要ですが、息を止めて全力を出し切る筋トレや全力ダッシュのような無酸素運動では酸素が供給されません。

ですからグリコーゲンなどのエネルギー源が主に利用されます。

息を止めて全力で行うような無酸素運動は、一般人なら、7秒~10秒程度しかできません。

これは身体に蓄えられているグリコーゲンやクレアチンリン酸が少ないためですね。

しかし、グリコーゲンなどのエネルギー源は一気に枯渇しますが、しばらくするとまた体内で生産されて補填されます。

ですから、息を止めてダッシュしても、少し休めばまたダッシュできるわけです。

このような、「体脂肪、グリコーゲン、クレアチンリン酸」といった三つのエネルギー供給を理解しておけば、体脂肪だけを効率よくエネルギーとして消費できるコツがつかめます!

ウォーキング前、ジョギング前にやるべきことがある!

ウォーキングを始める前に、スクワットや腕立て伏せなどの無酸素運動を少しでも行うようにしてください。

そうすれば、体内のグリコーゲンなどのエネルギー源が枯渇しているため、その後の有酸素運動で体脂肪が使われる割合が高くなります。

私は通常は、超ハードな筋トレを30分程度した後、エアロバイクを漕いだり、ジョギングしたりします。

何故なら、筋トレですでにグリコーゲンなどのエネルギーが枯渇しているわけですから、体脂肪が利用される割合が高くなるからです。

勿論、体内のエネルギー供給システムは非常に複雑ですから、どんなに工夫したとしても、必ず体脂肪、グリコーゲン、クレアチンリン酸の三つが割合は変わっても、必ず利用されています。

しかし、その割合をできるだけ「脂肪消費」へシフトさせるように工夫することはできるのです。

最強の方法は、ウォーキング途中でスクワットすること!

体脂肪、グリコーゲン、クレアチンリン酸といった三つのエネルギーを利用するシステムが理解できていれば、有酸素運動の途中で、10秒でもよいですから、息を止めてスクワットや腕立て伏せ、50mダッシュなどの無酸素運動をするとよいでしょう。

そうすれば、ウォーキングやジョギングをしている間は、常にグリコーゲンなどが枯渇状態にあるわけですから、体脂肪がエネルギー源として利用される割合が高くなります。

エネルギー供給システムなどを理解して、効率よくダイエットするための方法は私の著書にも書いておりますので、是非そちらも参考にして頂ければと思います。

 

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筋硬結マッサージ 第三章より抜粋
著者:石部伸之 秀和システム

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