2016年以来、3年振りに倉敷国際トライアスロン大会に出場します。
2017年は台風で、2018年は西日本豪雨災害の影響で大会は中止になりました。
今の私は、スイムもロードバイクもほとんど練習していない、ただの筋トレ野郎です。
こんな私でも3年間のブランクを克服して倉敷国際トライアスロン大会を完走できるのか?
大会までの様子をリアルタイムでブログ&Youtubeで大公開していきます!
今回は、9月8日までの約5ヵ月間のトレーニング計画を実際に作成してみましょう。
目次
トレーニング計画が必要な理由
トライアスロンは持久力が勝負です。
20歳代、30歳代の若さなら、何も考えずにガムシャラにトレーニングすれば、それなりに持久力がつき、なんとかトライアスロン完走はできるでしょう。
しかし私は今年で52歳。
ガムシャラなトレーニングをすると必ず身体を壊してしまいます。
計画的なトレーニング無しにトライアスロンに挑むのは、単なる「運まかせ」「行き当たりばったり」でしかありません。
またトライアスロンでは、スイム、ロードバイク、ランニングの三競技の能力を満遍なく高めなければなりません。
異なった三競技の能力を万遍なく向上させるには、計画的なトレーニングが必要です。
私の場合は、この三種目に、ボディビルが加わります。
持久力を高めつつ、筋肉も増やす。
この難題をクリアするためには、効率的で効果的なトレーニングを実践できるような計画が必須となります。
残り時間を “視覚化” しよう!
綿密なトレーニング計画を作成するために、最初にやるべきことは、上のようなカレンダーを作成することです。
これにより大会までの残り時間を把握することができます。
9月8日の大会まで約5ヵ月(150日)。
頭の中で考えると、5ヵ月という期間はとても長く感じます。
しかしカレンダーを作成してみると、意外と残り時間が少ないことがわかります。
まずは、このように「残り時間を視覚化する」ことから始めましょう。
最終目標の設定
次に「最終目標」を設定します。
最終目標は、「トライアスロンを完走できるようになる」といった曖昧なものではなく、できるだけ数値(この場合はタイム)目標を設定しましょう。
今回は「9月8日時点で、トライアスロンを3時間20分(200分以内)で完走できる」=「スイム1.5kmを35分➡バイク40kmを100分➡ラン10kmを60分」が最終目標となります。
ここで設定した数値目標は、トレーニングの進捗状況によって変更することもあります。
現在の自分の能力を把握する(初期評価)
次に、現在の自分はどの程度の能力があるかを客観的に把握します。
トレーニング計画とは、この「現在の能力」と「最終目標」の差を埋めていく作業にほかなりません。
現在の能力が把握できると、最終目標を達成するために、何が不足しているかが明白になります。
この不足を満たしていくには時間がかかります。
段階的に少しずつ、不足を埋めていけるトレーニングを計画しなければなりません。
現在の私の能力は次のようなものです。
スイムは1年近く練習していませんから、プールで200m続けて泳げないでしょう。
幸いクロールは問題なくできるので、あとは持久力を高めるのみです。
ロードバイクも1年近く乗ってませんから、激坂コースで有名な倉敷国際トライアスロンのバイクコースを100分で走り切ることはできないでしょう。
ランニングだけなら、10kmを60分以内で走ることはできます。(2/10のランニング大会では54分/10kmでした。)
現時点の能力では、トライアスロンを完走することなど不可能です。
残り5ヶ月間かけて、この能力を段階的に高めて行きます。
次回は、大会までの残り5ヶ月間を1ヵ月ごとの5シーズンに分けて、各シーズンの短期目標を設定していきます。