脱兎のごとく快調に進んでいた私であったが、18km付近で左足趾が痛み始めた。
履いていたシューズの 【KEEN Targhee】 は、爪先が固めのプロテクターで覆われているトレッキングシューズである。
靴紐が緩みはじめたので、靴の中で足部が動いてしまい、足趾がプロテクター部に内側から当たっていたのだ。
前を歩いていた、どう見たって70歳代のウォーカーは、鬼の様な早歩きで、私を引き離して行く。
ペースが落ちた私を、何人もの、どう見たって60歳代のウォーカー達が、鬼のごとく追い抜いていく・・・。
IKKOさんのように、心の底でこう問いかけた・・・、「あんたら、どんだけ~!!」
第二チェックポイントの児島架橋記念館に到着した時、既に20名程のウォーカーが休憩していた。
私は9時40分に到着。
2時間40分で20km、つまり時速7.5kmでコース半分を歩いたことになる。
とりあえず靴を脱ぎ、裸足になって持参した足趾用スポンジでリラックス~。
このスポンジ・リラックスは大正解でした。
20kmも歩き続けると、靴の中で隣同士の足趾がくっつき、変形し、汗で蒸れてしまうのだ。
幸い靴擦れも肉刺もできていなかった。
とにかく休憩して、この後の20kmに備えました。
ここのチェックポイントでは、参加者に最高に美味しい豚汁が振舞われていた。
食事をすると、その後の歩行が辛くなるので、食べる予定はなかったのだが・・・。
小島よしお風に、「当初の予定? あっ、そんなの関係ねぇ!!」
大きな牡蠣も入っており、本当に美味しかったです!
そしてこの時点で他人を気にして歩くのは止めにしようと決心した。
約30分程休憩して、今度は普通のウォーキング速度で出発した。
ところがこの後、大いなる自然の驚異が私を待ち受けていたのだ!
…to be continued(続く…)