2018年3月18日(日曜日)第4回吉備路の山全山縦走大会 を完全踏破しました。
総社市~岡山市に連なる吉備の山々を、35㎞にわたって歩き倒すこの大会。
コース上には古代吉備大国の遺跡跡が多数点在しており、吉備津神社、最上稲荷奥の院など、荘厳な神社仏閣も巡ることができます。
所々から眺めることができる絶景も超魅力的。
しかし獲得標高は1320mにもなり、過酷な登り坂が容赦なく参加者に襲いかかってくるという、まさに喜びと苦痛が凝縮された知る人ぞ知る大会なのである。
私が初めてこの大会に参加したのは2016年(第2回大会)です。⇒必読記事【第2回吉備路の山全山縦走大会参加記録】
昨年の第3回大会にも参加したかったのだが、子供達の受験シーズンと重なったため参加することができませんでした。
しかし今年は念願叶って参加することができたので、その詳細をレポートしたいと思います。
JR服部駅スタート~砂川公園
この大会はスタート地点とゴール地点が違うので注意が必要です。
参加者の多くはゴール地点の「吉備津神社」に車を停め、神社近くのJR吉備津駅からスタート地点のJR服部駅まで移動します。
今回は2年前に私にこの大会のことを教えてくれた友人のドリームSW氏も一緒に参加。
ドリームSW氏は「S61児島高校卒の男達」の一人で今回が初めての全山縦走となります。
吉備津神社駐車場に05:30に到着し、5分程歩いたところにあるJR吉備津駅へ。
岡山駅始発の電車には、既に大勢の参加者が乗車していました。
05:40吉備津駅発の電車に乗れば、スタートの服部駅には05:52に到着することができます。
JR服部駅では縦走大会キャラクター「じゅうそう君」のお出迎えに、早くもテンションはMAXに!(じゅうそう君マスコットが欲しい!)
受付開始が始まる06:00を待つ大勢の参加者達は、皆一様に登山に相応しいウェアと装備ですが…
我らが神伝流潮泳会会長のI氏は、ランニング用ショートパンツ1枚で太腿丸出しで参加。(寒くないのか?)
受付では参加証のバーコードチェックを受け、記念品のタオルを頂きました。
二年前はスタート地点でゼッケンを手渡しされ、それをバックパックにピン止めしなければなりませんでした。
手間取って時間がかかりスタートが遅れたのをよく憶えています。
二年前に比べて今大会では、運営面が非常に洗練されており、チェックも実にスムーズでした。
驚いたことに周りの畑には霜が降りており、厚めのウィンドブレーカーを羽織っても肌寒いくらいの気温。(I氏、寒くないのか?)
私はフードを被り、花粉症予防のために持参したレスプロ社のスポーツタマスクをつけて寒さをしのいだほどです。
砂川公園~鉄塔No350~鬼ノ城ビジターセンター
スタートから約20分後の06:30、鬼城山の麓にある砂川公園に到着。
この頃には太陽もかなり登り、明るくなってきました。
この公園はキャンプ場を備えたアウトドアフィールドが充実しています。
この日も幾つかのテントが張られていたのには少し驚きました。(寒くないのか?)
鬼ノ城山ビジターセンターへ登る車道脇から、自然遊歩道へ。
平坦なトレッキングルートも徐々に傾斜がきつくなり、登るのに一苦労する箇所もあります。
07:25(出発から1時間15分)に眺めの良い鉄塔No320に到着。
急坂を登ったため大汗をかいたので、ここでウィンドブレーカーを脱ぎました。
鉄塔からは比較的緩やかな坂のトレッキングルートが続きます。
途中で舗装された車道と合流し、鬼之城山ビジターセンターまで歩きます。
鬼ノ城山ビジターセンターに続くこの急な坂道は、ロードバイクのヒルクライム練習としても有名ですね。
ここで栄養補給とトイレを済ませ、絶景が待つ鬼ノ城山巡りへ出発です!
…to be continued(続く…)