何かを成し遂げたければ、努力をし続ける事が大切です。
努力をし続けなければ、大きな成果も得ることはできません。
しかし努力し続けたからといって、必ずしも大きな成果が得られるとは限りません。
今回は努力をし続けること、つまり「継続は力なり」について考えてみました。
目次
継続することは必須条件である

何かを成し遂げたければ、地道な努力をコツコツと続けていかなければなりません。
努力し続けた結果、大きな目標を達成できたり、大きな成果を手に入れることができるのです。
世の中にはチョッとした努力で達成できる目標や成果があります。
安易に達成できる目標や成果が悪いとは限りませんし、楽して成果を得ることができるに越したことはないでしょう。
今の世の中、できるだけ効率よく、安易に成果を得ることを良しとする風潮があります。
しかしだいたいにおいて、簡単に手に入るものは、簡単に失ってしまいます。(Easy come,easy go.)
たいした価値はないかもしれません。
困難な目標を達成し、成果を得ることができる人は、やはり努力し続ける人だけです。
継続しつづけることで学べること

努力をし続ける人は、努力をしない人とは、比べものにならないほど大切なことを学ぶことができます。
それは努力することで学べる「充実感」「達成感」「忍耐力」です。
これは努力し続けることで学べるものだと思います。
そして努力しつづけることでしか手に入らないものがあります。
地道な努力をコツコツと続けなければ得られないもの…。
それは「本物になる」ということです。
He is the real deal!「アイツは本物だ!」

英語に「Real Deal:リアルディール」という言葉があります。
「本物」「半端ではない」「尊敬に値する」といった意味があります。
何かの分野で称賛に値するような“本物”になるためには、長い年月をかけて己を磨き続けなければなりません。(それでも本物になれるとは限りませんが…)
本物とは一朝一夕になれるものではありませんし、チョッとした努力でなれるものでもありません。
安易に本物になれるのなら、世の中、本物で溢れかえってしまいますからね。
継続することは十分条件ではない
努力をし続けることができれば、本物になれる可能性が高くなります。
しかし努力したからといって、必ずしも本物になれるとは限りません。
努力し続けるだけでは十分ではないのです。
「継続は力なり」という言葉を信じて、継続することだけを目的にしてしまう人がいます。
「努力し続けているのだから、必ず結果を出せるはずだ!」
こう考える人は意外と多いのではないでしょうか?
決して忘れてはならないことは、「継続することは大切だが、“結果” を出すことこそ大切である」ということです。
もちろん「結果」という見返りを求めない努力もあります。
例えば外国語を勉強したり、歴史を勉強したりというふうに、趣味として純粋に「継続することを楽しむ」ことができる領域です。
しかし私はまだ、その領域に踏み込むわけにはいきません。
結果を求めて努力し続けている最中ですからね。
では、どのようにすれば継続している努力を無駄にせずにすむのでしょうか?
次回は継続している努力を「無駄な努力」に終わらせない方法について考えたいと思います。