ランナーの為の花粉症対策

ランナー花粉症対策
花粉症 ランニング 花粉症対策

花粉の飛散が本格化してきましたね。

この季節、花粉症のランナーにとっては本当に苦しい時期です。 

実は私もかなり酷い花粉症なので、この時期は万全の花粉症対策をしてランニングするようにしています。

今回は花粉症ランナーのための、花粉症対策について考えてみました。

目次

ランニング中は、花粉症の症状が出ない。

花粉症 ランニング

ランニングなどの運動をしている時は、花粉症の症状「くしゃみ、鼻水、鼻詰まり」は現れません。

これは、運動している時は身体の交感神経が活発化しているからです。

「くしゃみ、鼻水、鼻詰まり」といった花粉症の症状は、花粉が原因で引き起こされるアレルギー反応です。

花粉アレルギーとは、花粉に対して過剰に起こる免疫反応です。(過剰な免疫反応=アレルギー反応)

花粉を、くしゃみで吹き飛ばし、鼻水で洗い流し、鼻づまりで体内への侵入を防いでいるというわけです。

免疫反応は、副交感神経が優位なときによく働き、交感神経が優位なときは、逆に抑えられてしまいます。

そのため交感神経が活発化している運動中は、免疫反応が出にくいというわけですね。

ランニングした後が恐ろしい…。

症状が出ないからと言って、何の対応もせずに花粉が飛び交う中を走ると、大量の花粉を吸い込むことになります。

交感神経が活発化している間は良いのですが、ランニングが終わって身体が落ち着き、副交感神経が優位になると、一気にアレルギー反応が爆発します。

私は仕事が終わってからナイトランニングするのですが、走り終わった後にアレルギー反応が爆発すると、苦しくてまともに眠ることができないので、この時期は細心の注意が必要です。

マスク着用は必須

レスプロスポーツタマスク

ランニング中は激しく呼吸するので、大量の花粉を吸い込む危険性があります。

これを防ぐためにはマスクを着用するしかありません。

マスクをして走るランナーはあまり見かけませんが、花粉だけでなく、空気中のホコリや有害物質を過剰に吸い込まないためにも、マスク着用するのがよいと思います。

マスクを着用して走ると、吸入する酸素量も若干減るので、ある意味、空気の薄い高地でトレーニングしているのと同じ効果も期待できますね。

普通のマスクでも問題ありませんが、私はスポーツマスクを愛用しています。

私が愛用しているレスプロ社の「スポーツタマスク」は高価ですが、使用した後は洗濯機で丸洗いできますし、耐久性もあるので、超オススメです。

必読記事 ➡ 花粉症対策ランニング レスプロ・スポーツタマスク

サングラスも花粉を防いでくれる

花粉は口や鼻から吸入されるだけでなく、目の粘膜にも付着してアレルギー反応を引き起こします。

目の粘膜に花粉が付着するのを防ぐには、ゴーグルが最適です。

しかしチョッと大袈裟すぎるので、サングラスを着用して走りましょう。

花粉を防ぐ意味では不完全ですが、何もないよりは良いと思います。

ランニングした後はお風呂へ直行

花粉が飛び交う屋外をランニングすると、当然ながら身体中に花粉が付着します。

ランニングした後は、即座にウェアを着替えて洗濯機に放り込み、お風呂に入って身体を洗うようにしましょう。

皮膚をできるだけ花粉に晒さないという意味で、帽子の着用も必須ですね。

新しく耳鼻科で処方してもらったアレルギー薬が最強

花粉症のこの季節、どんなに頑張っても薬なしで花粉アレルギーを抑え込むことは困難です。

ドラッグストアで市販のアレルギー薬を買うよりは、専門の耳鼻科で、専門のお薬を処方してもらうのが良いかと思います。

先日、今まで通っていた耳鼻科とは別の病院へ行き、花粉アレルギーが酷い旨を告げると「チョッと強い薬を出してみましょう…」と云われました。

それが「ザイザル錠5mg」です。

花粉症ランナー 花粉症薬
ザイザル錠5mg

ヒスタミンH1受容体拮抗作用により、アレルギーによって引き起こされる症状を改善してくれます。

寝る前に一錠服用するだけですが、私には今まで飲んだ薬のなかで、一番効果がありました。

鼻炎アレルギーもかなり治まり、一日中快適に鼻呼吸できています。

ただしかなりの眠気に襲われます。

そのため、夕食後に服用し、早めに就寝して十分な睡眠時間を確保するように努めています。

私は一年中、鼻炎アレルギーがありますが、特に3月~4月末の間に症状が酷くなります。

今年は4月14日の「最上稲荷トレイルランレース」に向けて走り込みをしなければならないので、しっかりと花粉症対策をして、練習に励みたいと思います。

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