鍛え抜いていますか?
私はこの5週間は、週4日ペースでハードに鍛え抜いています。(第8回倉敷国際トライアスロン大会まで残り10週間となり、少々焦っております…)
最近は自宅ホームジムで鍛えることが多いのですが、私の自宅ホームジムはカーポートをアクリル板で囲んだだけの建物です。
そのため夏になると室内はまさに「温室状態」となります。炎天下の日には室内は40度を超すこともあり、まるでサウナの中で鍛えているようなものです。
真夏に激しいトレーニングをした後は、身体の新陳代謝が高まり、何もしていなくても身体がポカポカしてきます。
夜、寝ている時も身体が熱を帯びてしまうので、蒸し暑い夜などは、暑苦しくてグッスリと熟睡することができません。
私の場合、冷房をつけたまま寝ると、身体全体が冷えてしまうので、体調を崩してしまいます。
扇風機の風が直接身体にあたっても、体調を崩します。
氷枕としてアイスノンを使っても、頭だけ冷えて、身体はポカポカしたままです。
そこで最近は凍らせたペットボトルを使って、身体を上手く冷却するようにしています。
目次
身体を効率よく冷やすことができる場所がある
身体には何ヶ所か皮膚の上から動脈の拍動を感じることができる場所があります。
動脈は静脈よりも身体の深部に位置しています。体表に浮き出る血管は静脈です。動脈は新鮮な血液が通っているのでそれだけ重要だということですね。
上の図のような場所では動脈は比較的、浅い位置にあるので、その拍動を感じ取ることができます。
その場所を冷やすと、動脈血を一瞬でも冷やすことができるので、身体を効率よく冷やすことができます。
寝たきりの患者さんが発熱した場合、氷枕で脇の下、膝の下を冷やすのは、そこを冷やすと熱が下がりやすいからですね。
500mlペットボトルを凍らせて活用
アイスノン等の形状は頭の下に敷いて使うようにできています。
そのため、脇の下、膝裏、鼠経部などを冷やすには適していません。
そこで私は500mlペットボトルに水をいれて丸ごと凍らせて使用しています。(水は凍ると膨張するので目一杯入れないように注意しましょう…)
今治タオル地のポーチが便利
キンキンに凍らせたペットボトルを直接皮膚に当てると痛いですし、タオルをいちいち巻くのも面倒くさい…。
そこで私は今治タオル地でできたポーチに、凍らせた500mlペットボトルを入れて、脇の下、膝裏などに当てて、身体を冷やしながら寝ています。
凍らせた500mlペットボトルは数時間で溶けてしまいますが、明け方でもまだ内部の水は冷たいままのことがあります。
非常に快適、かつ的確に身体を冷やすことができ、蒸し暑い夜でも心地良く眠ることができます。
凍らせた500mlペットボトルを今治タオル地ポーチに入れて使うと、身体のいろいろな場所を冷やすことができます。首の横の総頚動脈、肘の内側の上腕動脈にも上手くあてることができます。
冷房と違って、身体全体が冷えることもありません。
このやり方なら、激しいトレーニングで火照った身体を、適切に冷やしながら快適に眠ることができますよ!
蒸し暑い夜でも、快適に熟睡して、トレーニングの疲労から回復しましょう!