前回までの続き…。
男性のハゲ薄毛の多くが 男性型脱毛症(AGA)によるものである。
AGAは進行性で、いったん髪の毛が薄くなり始めると、どんどんと進行してしまう。
男性型脱毛症(AGA)には遺伝や生活習慣が関係している。
しかし直接的な原因はジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンだ。
先ずはこのジヒドロテストステロン(DHT)がどのように発生し、ハゲ薄毛を引き起こすかについて考察してみたい。
目次
ジヒドロテストステロン(DHT)
私達の身体にはテストステロンという男性ホルモンが分泌されている。
テストステロンは筋肉の増大、骨格の発達など、男性らしさを生み出す代表的なホルモン。
髪の毛を太くし、成長を促すホルモンでもある。
このテストステロンに、5α還元酵素(5αリダクターゼ)という酵素が結びつくとジヒドロテストステロン(DHT)が生成される。
ジヒドロテストステロン(DHT)は毛髪の元となる毛母細胞の働きを低下させるため、ハゲ薄毛に深く関係しているホルモンなのだ。
男性型脱毛症(AGA)では、そり込み部、頭頂部からハゲ薄毛が進行してくる。
これは、そり込み部や頭頂部の毛根部に 5α還元酵素が多く存在しているからである。
育毛発毛治療の超基本!
要するに、テストステロンに5α還元酵素が働くことで、ジヒドロテストステロン(DHT)が生成され、その結果、ハゲ薄毛が進行してしまう。
…ということは!
5α還元酵素の働きを妨害して、ジヒドロテストステロン(DHT)が生成されないようにすれば良いわけだ。
つまり、男性型脱毛症(AGA)治療の超基本は、5α還元酵素の働きを妨害する薬を服用することといえよう。
巷には、ハゲ薄毛を改善するために様々な育毛剤やサプリメントが氾濫している。
それらは確かに効果があるかもしれない。(高額なので私は使ってませんが…)
しかし5α還元酵素の働きを妨害しなければ全く意味が無いともいえる。
5α還元酵素の働きを妨害する薬を求めて…
5α還元酵素の働きを妨害する薬はいったいどこで処方してもらえるのだろうか?
いろいろ考えた結果、最終的には男性型脱毛症(AGA)治療を行っている病院に行くのが最も妥当に思えた。
そこで私は意を決し、とある男性型脱毛症(AGA)専門クリニックを受診した。
それが2017年7月6のことである。
そこで私はハゲ薄毛治療の実態を身をもって体験したのである!
次回予告「AGA治療の光と闇とは? 育毛戦記04」
…to be continued(続く…)