私は現在、ブログの執筆、著書の執筆に取り組んでいます。
フルタイムで働くサラリーマンですから、フリーランサーのように自由に執筆活動ができるわけではありません。
私が執筆できるのは、出社前の早朝か、帰宅してからか、仕事が休みの日かの、いずれかです。
集中して執筆できるときもあれば、なかなか執筆がはかどらないときもあります。
今回はブログや著書の執筆を、劇的にはかどらせるための「集中力」の高め方について考えてみました。
目次
切羽詰まると執筆ははかどるもの…
結論から云いますと、いよいよ切羽詰まった状態に陥ると、執筆は劇的にはかどります。
周りが騒がしかろうが、電車の中だろうが、関係ありません。
時間が押し迫り、切羽詰まってしまうと、自分でもビックリするくらい簡単に集中力が高まります。
人は「切羽詰まった状況」「危機的状況」「生きるか死ぬかの状況(おおげさすぎ…)」に陥ると、問答無用で集中力が高まるものです。
理想としては、危機的状況に陥らなくても、集中力が高まることです。
そのためには、どうすればよいのでしょうか?
ハングリー精神が必要だ!
「危機的状況に陥る」と「必要性」を極限まで意識できます。
必要性を強く意識できれば、簡単に集中力が高まります。
必要性とはいいかえれば「飢え」、つまりハングリー精神ですね。
「水が死ぬほど必要だ」=「水に飢えている」ことです。
「満たされるとハングリー精神がなくなる」ことはよく知られています。
人は貧しいとハングリーになりますが、満たされてしまうとハングリーでなくなります。
実は私の場合もそうです。
私は昔から「ベンツに乗りたい」と熱望し、強い憧れを抱いていました。
しかしいざベンツを購入してしまうと、満たされてしまい、それまでのハングリー精神が萎えてしまいました。
満たされたわけですね。
まぁ「ベンツに乗ること」だけが人生の目的ではないので、今はまたハングリー精神が沸き上がっていますが…。
内面から沸き上がるモチベーションが大切
ハングリー精神は、何かに飢えたとき、何かが必要なときに、沸き上がってきます。
しかしときとして、飢えや必要性がなくても、自分の内面からフツフツと沸き上がってくるものがあります。
それがモチベーションです。
モチベーションとは、環境などには左右されない「心の底からの願望」です。
例えば、ふとしたきっかけで、何か良いアイディアが浮かぶことがあります。
そんなときは、心のそこから「これを書きたい!」と思うことがあります。
モチベーションが強ければ強いほど、集中力を高めることができます。
環境も大切である
どんなにハングリー精神が旺盛で、モチベーションが高くても、集中を妨げる要因があります。
それが「環境」です。
例えば私の場合…。
私は基本的に平日の木曜日が休みです。
木曜日には子供は学校、妻も仕事にでかけているので、丸一日、自分一人で自由に過ごすことができます。
「さぁ、今日はしっかり書くぞ!」と執筆を開始しても、あまり集中できないこともしばしばです。
なぜなら、自宅は居心地が良すぎるからです。
ついゴロリと横になったり、ネットサーフィンしたりして、思うように集中できません。
人間は弱い生き物なので、どんなにハングリーであっても、楽ができる環境があれば、ついそちらに流されてしまいます。
そんなとき、私はお気に入りの執筆場所「玉野市立図書館」に籠ります。
玉野市立図書館は環境が整っているので、執筆に集中することができます。
つまり、自分を追い込めるような環境も必要というわけです。
集中力を高める三つの条件
集中力を高めるためには、「ハングリー精神」「自分を追い込める環境」「モチベーション」の三つが必要です。
この三つが揃ったときは劇的に物事に集中して取り組むことができます。
集中力は、執筆活動をはかどらせるだけではありません。
人生で何かを成し遂げるために必要な要素といえるでしょう。
次回は集中力を高めるためのトレーニング方法について考えてみたいと思います。