足を高く挙げて浮腫(むくみ)を予防!

足のむくみ・浮腫を予防・解消する方法
足のむくみ・浮腫を解消する方法

足には常に大きな負担がかかっています。

立ち仕事であろうと、オフィスワークであろうと、足は常に身体の一番下で身体を支え続けてくれています。

仕事に加えて、ランニングやウォーキングといったトレーニングをすると、足にかかる負担はさらに高まります。

足にかかる負担が限界を超えると、膝関節、足関節、足の指の関節を壊すだけでなく、膝から下(下腿:かたい)はむくみ、血行も悪化します。

今回は、毎日の生活で酷使されている足のケア方法について考えてみました。

目次

足を投げ出す、足を挙げる

足のむくみ・浮腫・予防

立っても、椅子に座っても、膝から下(下腿)は常に地面に垂直に位置します。

そのため重力の影響で、血液や体液は下腿に溜まってしまい、夕方になると次第にむくんでしまいます。

下腿のむくみを浮腫(ふしゅ)といいますが、浮腫になると血行が悪化します。

これを防ぐには、地面と平行になるように足を投げ出したり、挙げたりしなければなりません。

第一の足のケアは、仕事から帰宅したら、とにかく足を投げ出す、足を挙げるようにすることです。

下腿の浮腫が酷い場合は、足首にタオルや枕をかまして、少し高めに挙上することで、血液の戻りを促してやりましょう。

仕事中はとにかく足首を動かそう

ふくらはぎは第二の心臓

「ふくらはぎは第二の心臓」とよく言われます。

足首を動かすとふくらはぎにある筋肉が収縮し、下腿に溜まった血液や体液を心臓へ押し上げるポンプのような働きをしてくるからです。

仕事中に椅子に座りっぱなしの方は、足首があまり動いていません。

ですから意識して足首を動かすことで、下腿の浮腫と血行不良を予防しましょう。

かかと上げをしよう!

足のむくみ・浮腫の解消法

仕事中に動き回っている方も、足首が動いているから大丈夫だと安心してはいけません。

歩く動作では、足首は動くには動いていますが、関節可動域(関節が動く範囲)のすべてを動かしているわけではありません。

関節は動かせる範囲でしっかりと動かしておくことが大切です。

そのためには、かかと上げが最適です。

階段の端や、段差につま先を乗せ、アキレス腱がしっかり伸びた状態から、思いっきりふくらはぎを収縮させましょう。

この動きで、下腿に溜まった血液を絞り上げることができます。

足の指も動かそう!

足のむくみ・浮腫を解消

足首だけでなく、足の指もしっかり動かすことが大切です。

現代社会では靴を履きっぱなし、ソックスを履きっぱなしで仕事をするため、足の指が動いているようで動いていません。

裸足で仕事している人などほとんどいないでしょう…。

足の指がしっかりと地面を掴むようになれば、足関節や膝関節、しいては股関節や腰にかかる負担が激減します。

足の指は意識して動かさなければ、動きがどんどんと悪くなってしまいます。

仕事中も気付いたときは必ず、帰宅して入浴するときは必ず、しっかりと足指でグーチョキパーをしましょう。

五本指ソックスが最高

五本指ソックス 足のむくみ解消

足の動きの重要性を理解して以来、私はかれこれ15年以上、五本指ソックスを履いています。

普通のソックスに比べて、五本指ソックスは足指が独立して動きやすくなります。

五本指ソックスは格好悪い、恥ずかしいといった意見もありますが、健康を考えるなら五本指ソックスを履くことをおススメします。水虫予防にもなりますよ!

座るときは足裏を床にしっかりつけること

私は高齢者介護施設(デイケア)でリハビリをすることもあります。

そこでよく見かけるのが、椅子に座ると足裏が地面につかず、膝から下がブラブラしたままの背の低い高齢者の方です。

膝から下をブラブラさせたままだと、下腿の血行は極端に悪化します。

必ず足台を使って足裏をつけるようにしましょう。

足裏に圧がかかることで、作用反作用の働きで血流が促進されます。

今日は足を投げ出して執筆中

足のむくみ・浮腫を解消

今日は仕事が休みなので、玉野市立図書館に籠って執筆するつもりでした。

しかし、公共の図書館などでは、足を投げ出して執筆することができません。

そのため今日は自宅で足を投げ出して快適に執筆しております。

あなたも是非、足のケアをしっかりおこない、健康を維持してください!

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