昨年5月に激しい咳で体調を崩して以来、トレーニングライフが激変した石部です。
それまでは何十年間も、トレーニングを4日間休むなんてことはありませんでした。
週4回、時には二日続けて激しいトレーニングするのは当たり前…。
まさに米陸軍特殊部隊デルタフォース隊員並みの頑健さを自負していた私です。
しかし体調を崩して以来、週3回トレーニングすればよい方で、時には週1回の場合もあります。
私も今年で53歳になります。
これからは、ただガムシャラに身体を鍛えぬくのではなく、賢く体調を整え、肉体と精神を最高の状態に整えるコンディショニングを実践していきます。
今回は、今後、当ブログのメインテーマとなる「スプリーム・コンディショニング」について紹介したいと思います。
目次
明らかに老化を感じる50歳
私のライフワークは身体を鍛えることです。
10歳の頃から身体を鍛えつづけており、筋トレを中心に、様々な運動に取り組んできました。
そのため自分の健康さ、頑健さには大いに自信をもっていたのです。
45歳のときに初めて倉敷国際トライアスロン大会(2014年大会)に出場して以来、本格的にランニングやロードバイクにも取り組むようになりました。
毎年のように倉敷国際トライアスロン大会に出場していたのですが、ある年を境に、明らかに体力の衰え、つまり老化を痛感するようになりました。
それが49歳のときです。
それまでは、トレーニングで疲れても、ある程度休めば回復していました。
少々の疲労感を無視して鍛えても、まったく問題なしだったのです。
ところが50歳を境に、明らかに疲労からの回復に時間がかかるようになってきました。
つまり老化です。
3年連続で倉敷国際トライアスロンに不参加
私にとって、地元で開催される倉敷国際トライアスロン大会は、言ってみれば自分の強靭さを計るバロメーターです。
ボディビルを続けながら、トライアスロンに向けてトレーニングをするのは、筋力と持久力を兼ね備えた究極の肉体づくりでもあります。
私が倉敷国際トライアスロン大会に出場しつづけていたのは、この究極の肉体を手に入れるためでもあるのです。
ところが、2017年は台風、2018年は西日本豪雨災害の影響で、倉敷トライアスロン大会は中止となりました。
実を云うと、体力の衰えから十分な練習ができていなかったので、二年連続で大会が中止になったことを、心の何処かではラッキーと感じていました。
そして2019年は心機一転、ボディビルを休んでトライアスロンに重点を置いて倉敷国際トライアスロン大会に挑むつもりでした。
ところが!!!
5月に数回、ロードバイクの練習をした後、かつてないほど体調が悪化。
激しい咳で夜も眠れず、呼吸困難から夜中に救急車を呼ぼうかと思ったほど、苦しい夜が続きました。
51歳になっていたにもかかわらず、疲労感を無視してトレーニングしたのが原因です。
それに加えて2019年3月には著書第三作目の企画が出版社に採用されたため、執筆活動も忙しくなったのです。
肉体的疲労と精神的ストレスで体調が激悪化!
肉体的には、激しいトレーニングによる疲労が蓄積し、精神的には、著書を書き上げるという一大作業によるストレスが蓄積していたのは間違いありません。
本業の仕事(病院でのリハビリテーション)も息つく暇も無いほど多忙です。
このハードスケジュールに、デルタフォース隊員並みの頑健さを自負していた私でも、参ってしまったというわけです。
激しい咳の原因は、疲労とストレスにより免疫力が低下し、アレルギー体質が爆発したのが原因でした。
子供の頃からのアレルギー性鼻炎が悪化し、遂に喘息にまで悪化したというわけです。
参考記事 →【アレルギー検査の結果が激ヤバ過ぎて、ドン引き状態…】
だからといって身体を鍛えるのを止めたわけではありません。
8ヵ月経った今でも、まだ本調子ではなく、時々咳が出ます。
しかし喘息のような激しい咳は5月末以来再発していませんし、発熱があるわけではありません。
それまでのような激しいトレーニングはできませんが、少なくとも週2回は、それなりのトレーニングで己を鍛え続けています。
ただし、以前のようなトレーニングはまったくできていません。
特に己の限界に挑戦するような、長距離・長時間のランニングやウォーキング、ロードバイク練習はまったくできません。
50歳を過ぎたらコンディショニング!
私も今年で53歳になります。
普通に考えても、己の限界に挑戦するようなハードトレーニングを週何回も実践できるわけがありませんね。
己の限界に挑戦しなくても、筋肉を大きくし、柔軟性を高め、持久力を養うトレーニングは可能です。
それは「賢くトレーニングする」ことです。
賢いトレーニングとは、ただガムシャラに鍛えまくるのではなく、常にベストな体調を維持しつつ、筋力、持久力、柔軟性を高めていくトレーニングです。
つまり、疲労をためないコンディショニングこそが、最も重要になってくるというわけですね。
スープリームコンディショニング!
コンディショニングとは、体調をベストに保つことです。
ところが一口に体調といっても、それを構成する要素は多岐にわたります。
肉体的要素だけでなく、精神的要素も体調に大きな影響を及ぼします。
コンディショニングが難しいのは、体調を左右する要素があまりにも多すぎるため、いったい何からてをつければよいかが分かりにくいからなのです。
巷(ちまた)にはラジオ体操からピラティス、筋トレからスイミングにいたるまで、多種多様な健康法、運動法、ダイエット法が溢れかえっていますが、体調に影響を及ぼす要素をトータルにコンディショニングできる方法はほとんど存在しません。
事実、体調に影響を及ぼす要素をすべて網羅し、それら全てにアプローチすることは現実的ではありませんし不可能です。
そこで、体調に影響を及ぼす要素を大きく「運動・栄養・休養・メンタルヘルス」の四つに分類し、それぞれに具体的な実践法を設け、体調をトータルでコンディショニングしていく方法を紹介します。
それが当ブログの今後のメインテーマとなる「スプリーム・コンディショニング」です。
スプリーム(Supreme)とは「最高の、崇高な、至高の」という意味があります。
健康で長生きするためには、身体を鍛え抜いて強くするだけではなく、身体の状態(体調)を至高の状態に整えることこそが大切なのです。
当ブログでは今後、この「スプリーム・コンディショニング」を私の実践とともに大公開していきたいと思います!