痛風の内服薬治療について

痛風内服薬 サロベール

2011年05月に、痛風発作に見舞われて以降、6年間以上続けている内服薬治療について考察したいと思います

目次

実は何年間も、血液検査で尿酸値が高かった…

痛風は血液中の尿酸値が高くなる【高尿酸血症】が原因です

私は定期的に血液検査を始めた36歳の頃から、何年間も血液検査で尿酸値だけが高値を示していました

2004年(36歳時)は7.1㎎/dl

2008年(40歳時)は8.2㎎/dl

2011年(43歳時)は8.5㎎/dl(これが最高値でした)

⇈⇈ 2008年08月の採血結果 & 2010年10月の採血結果 ⇈⇈⇈

成人男性の基準値は3~6㎎/dlですから、これはかなりヤバい値ですね

当時は血液検査で尿酸値が高くても、自覚症状がなかったので、まったく心配していませんでした

ところが2011年05月に突然、右足親指の付け根が真っ赤に腫れ上がり、痛風発作に見舞われたというわけです

すぐに病院で鎮痛剤(ロキソート錠)、内服薬(尿酸排泄促進剤)、湿布を処方してもらいました

するとなんと鎮痛剤を飲んで湿布を貼ると、1時間で痛風の激痛は治まったのです!

ところが!

1ヶ月後に再び採血したのですが、血液中の尿酸値はあまり下がっていません

鎮痛剤を飲まなければ、右足親指の付け根が痛み出す始末です…

そこで内服薬を変更してもらうことになりました

痛風発作を沈める薬と、尿酸値を下げる薬は異なります

痛風発作は、足の親指の付け根の関節が真っ赤に腫れあがって激痛に見舞われる炎症です

炎症を抑えるには、鎮痛剤、湿布、アイスノンなどで炎症そのものを抑えなければなりません

つまり、先ずは火事が起こっている現場を消火する必要があります

火事現場、つまり関節部の炎症が鎮まれば、痛風発作の痛みも鎮まります

ところが、炎症を引き起こしている原因(血液中の尿酸)が高いままだと、またスグに火事が再発=痛風発作に見舞われます

つまり痛風を根本的に治療するには、体内に蓄積した尿酸を減らし、痛風発作を予防する薬を服用する必要があります

また、高尿酸血症が長期間続くことで血液を濾過する腎臓が障害されるのを予防する必要もあるのです

血液中の尿酸値を下げる方法は二通りある

血液中の尿酸値を下げる方法には二通りあります

・尿酸排泄促進剤・・・・・・体内の尿酸を体外に排泄するのを促進する薬

・尿酸生成抑制剤・・・・・・体内で尿酸が作られるのを抑える薬

私は最初、尿酸排泄促進剤を服用しました

しかし1ヶ月薬を飲んでも血液中の尿酸値が下がりません

つまり私の体内では尿酸がバンバン生産されているようなのです

そこで尿酸の生成そのものを抑制する薬に変更することで、やっと尿酸値が正常な範囲内におさまってくれました

以来、6年間以上、私が服用し続けている薬が尿酸生成抑制剤「サロベール」です

人によっては、尿酸排泄促進剤で高尿酸血症が改善されるケースもあります

しかし私の場合は、尿酸が作られないようにする薬を服用しなければならないのです

では、私は何故、高尿酸血症=血中の尿酸値が高いのでしょうか?

私はかなりの健康オタクで、食事にも気をつけており、酒もほとんど飲みません

肥満体になったことなど一度もありません

実は私は幼少期から空手と古式泳法の修行を続けており、そのトレーニングに原因があったのです

次回は、血液中の尿酸値を高くする生活習慣や要因について考察したいと思います!

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Nobuyuki Ishibe
理学療法士・看護師・介護支援専門員。 新感覚健康メソッド「逆ストレッチ」考案者。 熱烈なボディビルダー、サイクリスト、トライアスリートで、身体を鍛えることをこよなく愛する53歳。