五十路の男達を悩ます「廃用過用誤用症候群」とは?

瀬戸内タートル・フルマラソン全国大会

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先日の8月11日(水)、S61児島高校卒の男達の飲み会が、児島の焼鳥屋で盛大に開催された。 ちなみにこの店は客自身で鳥を焼くので、正確には「焼く鳥屋」である。

瀬戸内タートル・フルマラソン全国大会

参加メンバー

ドリームSW氏:障がい者スポーツのスペシャリスト。今年の2月~4月には、私と共に数多くのハーフマラソン大会や縦走大会に参加したスポーツマンである。

不動産王:倉敷市の不動産開発を一手に担うやり手の不動産会社社長。今年の3月まで、余裕で20㎞ノンストップでランニングできるまで鍛え抜いていたのだが…。

カンコ―氏:繊維の町「児島」を代表する繊維業界のエリート社員。毎朝15kmのランニングを欠かさないシリアスランナー。かつてアキレス腱を断裂した経験の持ち主。必読記事⇒【何故、倉敷国際トライアスロン大会に挑戦するのだ? Vol.1

:現在はラン&バイクの練習よりも、筋肉を大きくすることに熱中している。

今回の飲み会には残念なことに「倉敷市の山中教授」の姿は無かった。西日本豪雨災害の援助活動を陣頭指揮していて多忙を極めているとのことである。(山中教授の健闘を心から応援するS61児島高校卒の男達であった)

衰えを隠せないS61児島高校卒の男達…

今回の飲み会では実に興味深い事実が判明した。

それはカンコ―氏以外の全員が、今では3㎞もまともに走れなくなっているのである。

不動産王などは、今年の3月まで鬼のランニング練習を積み重ねた結果、21㎞をノンストップで走り切るほどの身体能力を身に付けていた。

それが「貧血気味」という意味不明の理由からランニングを止めてしまい、今では3㎞走るのがやっとらしい。

今年、私と共に数々のハーフマラソンや縦走大会を完走したドリームSW氏も、現在は1㎞も続けて走れないらしい。⇒必読記事【第21回べいふぁーむ笠岡マラソン大会詳細レポート

そして私も、9月に開催予定だった第8回倉敷国際トライアスロン大会が中止となり、ラン&バイクの練習量を減らしたため、今では2km続けて走るのがやっとである。

我々三人に共通しているのが「廃用症候群」である。

廃用症候群とは?

廃用症候群とは、もともとは高齢者のリハビリ現場などでよく使われる言葉である。

廃用・過用・誤用症候群

引用:背骨のしくみと動きがわかる本:石部伸之著(秀和システム)

元気だった高齢者が骨折などで長期間入院し、安静に過ごすことによって、身体能力が衰弱してしまうことを意味する。

しかし廃用症候群という言葉は、寝たきり高齢者だけに起こるものではない。

どんなに鍛え抜いている人であっても、使わない身体能力は確実に低下してしまうのだ。

現在のS61児島高校卒の男達の多くが、ランニング練習を怠っているがゆえに、まともに3㎞も走ることができなくなっているのである。

また私以外の参加者全員が「肩が痛い」と言い出す始末。

全員が日常生活に大いに支障をきたしているのである!

過用症候群とは?

焼鳥屋で皆の肩の状態を診て感じたのが「過用症候群」である。

「過用症候群」とは、使い過ぎが原因で状態が悪化してしまうことである。

廃用・過用・誤用症候群

引用:背骨のしくみと動きがわかる本:石部伸之著(秀和システム)

身体は鍛えれば鍛えるほど、使えば使うほど強くなるというものではない。

使い過ぎで疲労が蓄積し続けると、ある一線を越えた時に大きな病気やケガが発症してしまうのである。

全員に共通した問題点が「痛いにもかかわらず動かし続けている」ことである。

痛みがあるにもかかわらず鍛える、ゴルフをする、使い続ける…。このように痛みを我慢して使い続けているため、十分に回復できないのである。

ただ「我慢できる痛みなら無理をしてしまう」のは、ある意味、仕方がないことではある。

誤用症候群とは?

廃用症候群と過用症候群に加えてもう一つ忘れてはならないのが、「誤用症候群」である。

廃用・過用・誤用症候群

引用:背骨のしくみと動きがわかる本:石部伸之著(秀和システム)

誤用症候群とは、生理的・構造的に不適切な動作を続けることによって筋肉や関節を傷めてしまうことである。

例えばゴルフスウィングなどの身体を大きく捻る動作は、普通の生活ではあまりすることがない。

しかし痛みを我慢して熱心にゴルフの練習に取り組んだりすると、確実に誤用症候群に陥ってしまうのである。

 

加齢に負けないために!

考えてみれば我々S61児島高校卒の男達も今年で御年51歳である。

加齢に伴い視力も低下し、回復力も確実に衰えている。

にもかかわらず皆、健康を維持するために様々なスポーツに熱心に取り組んでいる。

五十路を超えた我々が今こそ考えなければならないこと。

それは「廃用・過用・誤用症候群」を理解し、身体を壊すことなく、いつまでも健康を維持し、身体を鍛え抜くことである。

我々は慢性的な疲労の蓄積や、痛みを我慢して動き続けることによって、身体の回復に大きな支障をきたしているのである。

これこそが「廃用・過用・誤用症候群」である。私は【廃用(Disuse)・過用(Overuse)、誤用(Misuse)】を略してDOMシンドロームと命名している。

次回はDOMシンドロームを予防するために必須の「超回復の原則」について考えてみたい。

S61児島高校卒の男達の新たなる挑戦とは?

ちなみに今回の焼く鳥屋の会合で、次のような決定事項が下された。

11月25日開催の「瀬戸内タートル・フルマラソン全国大会」に四人で参加する。大会公式HP

フルマラソン出場者は、カンコ―氏とドリームSW氏。はたして制限時間(5時間30分)以内で完走できるのか?

ハーフマラソン出場者は不動産王と私。制限時間(3時間)は他の大会より長いので少しは安心している…。

五十路を超えたS61児島高校卒の男達の挑戦を是非、見届けて欲しい!

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ABOUTこの記事をかいた人

理学療法士・看護師・介護支援専門員。 身体を鍛えることをこよなく愛する51歳。 熱烈なボディビルダー、サイクリスト、トライアスリートで、地元で毎年開催される【倉敷国際トライアスロン大会】に参戦しております。